個人がベビーシッターを行う場合は都道府県等に届け出が必要
資格がない人は研修を受ける必要がある
個人がフリーランスでベビーシッターを行う場合、認可外の保育事業として都道府県等に届け出を行うことが2016年に義務付けられました。これは、マッチングサイトによるベビーシッターによる事件が立て続けに発生したためです。
ベビーシッターのマッチングサイト利用による事件を根絶するために、マッチングサイトの運営に関するガイドラインを作成し、その尊守状況を調査して厚生労働省のサイトで公表するなど、国側も一般的になってきているベビーシッターという存在について規制を設けるようになり、現在では、保育士や看護師などの資格を持たないベビーシッターは必ず研修を受ける必要があります。
このように少し前には無資格の人でも簡単にベビーシッターになることができましたが、近年では保育に関わる有資格者か特定の研修を受けた人しかベビーシッターになることはできません。
しかし、このような規制ができた現在では、ベビーシッターの質は上がってきていると考えて良いでしょう。